こちらのブログ、ずいぶんと更新サボってました。
8月のお出かけの記事です。
モンドリアン生誕150周年イベント
久々の豊田市美術館。
たぶん7、8年ぶりぐらいの来館になると思います。
宣伝もたくさんしているため、結構盛況でした。
伺ったのは日曜日というのもありますけども。
モンドリアンについては、事前知識がほとんどありません。
抽象絵画の巨匠のようです。
そういえば、美術の教科書で見たような気がする、そんな程度の事前知識です。
作品は1部撮影可能となっています。
モンドリアンは陰キャ
時系列に作品が展示されています。
40代で抽象画に向かうまでは結構普通の風景画などを書いていた様です。
絵を見て感じたのはモンドリアンさんは結構朴訥な人かもしれない。
今の言葉で言うと、陰キャ!
農家の出身で、田舎の風景ばかりを描いてます。
畑とか小屋とかそんな田舎の風景ばかり。
1人だけ女の子のポートレートがありましたが、幼女でした。
そういう意味で朴訥な人だったんだと思います。
色も地味です。
ところが40歳超えたあたりから作品が認められ来たのでしょうか、おそらく成功者になったんでしょう。
作風が劇的に変わります。
陰キャから陽キャへ
経済的な裕福さもあるでしょうし、時代が進んで、画材のコストダウンが起こったのもあるかもしれません、色もカラフルになってくるし、抽象絵画を描きだしてからはやっぱり巨匠らしい堂々とした作風になっていきます。
多分、朴訥で女の子に声ひとつかけれなかった青年も、この頃になると結構イケイケだったんじゃないでしょうか。
家具屋さんとコラボして椅子も作ってます。
作品から画家の人生っていうのは映し出されるもんだなぁと思いました。
常設展示も新しくなってました
さて、常設展示結構内容が変わってました。
以前からあったのかもしれないですが、クリムトの絵が展示してあるとは思いませんでした。
豊田市美術館はもう建物から結構格好良くて、この空間にいるだけで、アートを見に来たという感じになり、気持ちが盛り上がります。
企画展の料金を払えば、常設展示も見れるので、結構コスパ良いです。
また近いうちに何かのイベントがあれば是非行ってみたいと思います。